結婚後に気づくこと。「見えている世界」は同じとは限らない

婚活をしていると、相性や価値観の話になることがよくあります。

でも実際に結婚して一緒に暮らし始めると、「価値観の違い」というよりも、「見えている世界そのものが違うのかもしれない」と感じる場面が出てくることがあります。

例えば、「青」という言葉を聞いた時。

明るい青を思い浮かべる人もいれば、深い紺色に近い青を思い浮かべる人もいます。

どちらも青なのに、頭の中で見えている色は少し違うんですよね。

実はこれ、人との関わりの中でも同じことが起きているように思います。

同じ景色を見ていても、見ている場所は違う

例えば二人で綺麗な景色を見た時。

「綺麗だね」と同じ言葉を口にしていても、

空の広さに感動している人もいれば、遠くの山並みに目を向けている人もいます。

夕日の色に心を動かされる人もいれば、その場の空気や静けさに癒されている人もいるかもしれません。

同じ場所にいても、どこを見ているかは人それぞれなんです。

そしてこれは、結婚生活や日常の中でも起こります。

「なんで気づかないの?」が生まれる理由

夫婦やパートナー同士の話でよくあるのが、

「なんでこれに気づかないの?」

という場面です。

脱いだ服。
洗い物。
床のほこり。
冷蔵庫の中身。

気になる人にはすぐ見えるのに、気にならない人には本当に見えていないことがあります。

ここで大事なのは、

「見えているのにやらない」のと、

「そもそも見えていない」のは別かもしれない、という視点です。

もちろん、だから何もしなくていいという話ではありません。

ただ、一緒に暮らしていく中では、

「私はこういうところが気になる」

「こうしてもらえると助かる」

ということを伝え合う必要があります。

男女の違いというより、人それぞれの違い

よく男性は気づかない、女性は気づくと言われることがあります。

確かにそういう傾向が見られる場面もあります。

でも実際には、男女というよりも、その人の性質や特性による部分も大きいと思うんです。

細かい変化によく気づく人。

大きな流れを見るのが得意な人。

人の感情に敏感な人。

目の前の課題に集中する人。

それぞれ強みが違います。

だから、ある場面では自分が気づける側でも、別の場面では相手に助けられていることもあるんですよね。

結婚生活に必要なのは「お互い様」の視点

婚活中は、条件や価値観の一致に目が向きがちです。

もちろんそれも大切です。

でも結婚してから本当に大事になるのは、「この人とは話し合えるだろうか」という部分かもしれません。

見えている景色が違うことを前提に、

「どうして気づかないの?」ではなく、

「私はこう見えているよ」と伝えられること。

そして、「そういうふうに見えていたんだね」と受け取れること。

完璧に同じ景色を見る必要はありません。

違う景色を見ているからこそ、お互いに補い合えることもあります。

結婚生活は、同じ景色を見ることではなく、違う景色を見ながら一緒に歩いていくことなのかもしれませんね。

婚活コンサルでは、条件や相性だけでなく、結婚後の暮らしや価値観のすり合わせについても一緒に整理しています。

将来を見据えたお相手選びで悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。